IT用語集【プロキシサーバ】とは

今日は「プロキシ」よ。

ん？何かと勘違いしていない？

それってもしかして「ピロシキ」じゃないの？

今日は料理のピロシキじゃないの。

「プロキシ」よ。確かによく似ているけど。

なんか調子狂うわね。。。じゃあ気を取り直して、プロキシについて勉強するわよ。

「プロキシ」とは「プロキシサーバ」の省略形で、「インターネットへの接続を代理で行うサーバ」よ。

通常はインターネットでWebサイトを見る時は、クライアント側の端末からブラウザを経由して直接Webサイトへアクセスし、Webサーバがデータをブラウザに返すことでクライアント側にWebサイトが表示されるのね。

ちょっと分かり難いかしら。

絵にするとこんな感じね。

これに対して、クライアント側とWebサーバ側の間にプロキシサーバを配置することでプロキシサーバが両者の橋渡し役となってデータのやり取りを行うの。次の図の通りよ。

よい質問ね。プロキシサーバを設置する理由としては、プロキシサーバがクライアントの代わりにWebサーバにアクセスするので、セキュリティ対策が期待できるの。一般的には企業がプロキシサーバを導入しているわ。

そのプロキシサーバのメリットはセキュリティ強化の他にも、アクセス速度の向上、コンテンツフィルタリングやトラフィック制御などがあるわね。表にしてまとめてみるわ。

これらが、主なメリットとなるわ。

そうね、キャッシュ機能によってWebサイトの表示は高速になるんだけど、その一方で同時に多数のユーザーが利用した時に通信速度が低下する可能性はあるわね。

メリットの方が多いわよ。特に企業のネットワークにおけるセキュリティ対策には欠かせない要素となっているわ。

じゃあ、プロキシサーバの代表的な種類を簡単に説明するわ。

こんな感じかな。

もっと詳しく知りたいなら、それぞれで説明していくわ。今からする？

そう？じゃあプロキシの種類については今度にするわ。

プロキシの説明は以上よ。どう？分かったかしら。

その通りよ。

くれぐれもピロシキ・・・・とは間違わないでね。