IT用語集【IoT】とは

ん？IoT（アイオーティ）ね。どうしてその言葉を知りたいの？

なるほどね。じゃあ今日はIoTについて勉強しましょう。

まず「IoT」とは「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」という意味ね。

そうよ。例えば身近な”モノ”で言えば、エアコンや冷蔵庫といった家電製品や自動車などの「私達の身の回りにある製品（モノ）がインターネットとつながる」という技術をIoTというのよ。

例えば、帰宅途中にスマホで家のエアコンを遠隔操作して作動させておくと、帰宅後に快適な部屋で過ごすことが出来るわ。これは一例だけどね。

これまではインターネットに接続するものと言えば、まずはパソコンだったわ。

次にスマホやタブレットも加わったわ。

そしてこれからはインターネットとはあまり関係無かったような私達の身の回りの”モノ”がインターネットに接続して、より便利な機能を使える時代になっていくのよ。

じゃあIoTの仕組みを説明するわ。

IoTの仕組みだけど、主に下記の3つの要素で成り立っているわ。

• デバイス
• クラウド
• アプリケーション

一つずつ説明していくわ。

1. デバイスはIoT技術を備えた”モノ”の事。センサーや通信機能を有しインターネットを介してクラウドに接続する。
2. クラウドは各種サービスを利用したり、データを蓄積したりする仕組みね。デバイスから送信されたデータはクラウド上に蓄積させるの。
3. アプリケーションはデバイスが収集したデータを処理したり分析したりするためのソフトウェアの事ね。

そうね、じゃあ自動車でわかりやすく例えてみるわ。

デバイスの例として、多くのセンサーやコンピュータによって制御される自動車を設定するわ。例えば車速センサー、GPS、カメラ、衝突検知センサーなどのセンサーは自動車の状態、位置情報、周囲の環境などのデータを収集するわ。

その自動車から送信されたデータをクラウド上でリアルタイムに受信し、保管する。例えばこのデータは自動車の遠隔診断、車両の性能モニタリング、交通情報の提供などに使用するわ。

そして自動車のアプリケーションはドライバーや所有者に対して情報伝達したり指示したりするわ。例えば交通情報の提供とナビゲーション、車両のリモート制御、診断情報、ドライブデータの履歴や分析といった感じね。

ゆくゆくはそれらの情報をリアルタイムに処理していけば、完全な自動運転化につながると予想しているのよ。

他のIoTの事例を紹介するわ。

1. スマート農業：IoTセンサーを農場に配置し、土壌状態、気象データ、作物の成長状況などをリアルタイムでモニタリングし、農業生産性を向上させるわ。
2. 健康モニタリング：スマートウェアラブルデバイス、例えばスマートウォッチがユーザーの健康データを収集し、クラウド上で分析し、運動、睡眠、心拍数などの情報を提供するわ。
3. スマートシティ：IoTセンサーを都市内に配置して、交通管理、エネルギー効率、環境モニタリング、公共サービスの改善など、都市の持続可能性を向上させるわ。

そうよ。実験的に行っているのも含めて、実現しているわよ。

ここまでIoTに関して説明してきたけど、分かったかしら？

そうよ、IoTに関してはこれからどんどん発展していくことになるわ。

頑張ってね。