読み方/英語:ディーエヌエス/Domain Name System
≪詳しく説明すると≫
またしても俺が一番嫌いな、アルファベットの何かの略語や。
どうしたの?
DNA、いや、DNS、あれ?どっちやったっけ???
どっちなの?
「DNA」ならデオキシリボ核酸の事で、いわゆる「遺伝子」を保持する分子の事ね。ヒトのDNAは、細胞核の中に入っていて、これを「核DNA」というわ。ヒトのDNAのほとんどは核DNAだけど、細胞内小器官である「ミトコンドリア」の中にも小さなDNAが入って、・・・・ん?
ち、ちょっと待って。
DNSの方やった、たぶん。
なーんだ、「DNS」ね。
これを説明するのも結構長くなりそうよ。
あの~、初心者なもので、分かりやすく簡単に、そしてできるだけ短くお願いします。
うーん、簡単ではない。
この前勉強したが、完全に忘れた。
何となく思い出してきたような。。。
ふむ。
ふむふむ。
ふむ、URLの一部か。
URLがわからなかったら説明してるので確認してね。
はい。
ちょっと絵で説明するわ。
ん?何か困っているな。
その通りよ。ドメイン名は人間が読みやすくした文字列なんだけど、コンピュータには分からないの。コンピュータが認識できるのは「IPアドレス」だけなのよ。
じゃあ、どうすんの?
そこで、「DNS」の登場よ。
DNSは「ドメイン・ネーム・システム」の略よね。
つまり、ドメイン名をIPアドレスに変換してくれるシステムの事なのよ。
ふむふむ
お願いします。
ふむ。
次にブラウザは入力されたURLのドメイン名をDNSサーバに送り、そのドメイン名に対応したIPアドレスを要求するの(②)
コンピュータがドメイン名を読み取れないから、コンピュータが認識できる「IPアドレス」を教えてもらいにDNSサーバに行くんやな。
その通りよ。
そしてDNSサーバからIPアドレスを教えてもらいます(③)。
これでようやく見たいWebページのあるWebサーバの住所がわかったんやな。
無事つながった。
今、Webサーバがページを探してくれているところか。
これでやっとWebページが見れるんやな。
そうよ、この一連の流れでクライアントはWebページを見ることができるのよ。
なるほど、所々で難しい言葉も出てきたけど、流れはよくわかったで。
そしてこの一連の流れで重要な役割を果たしているのがDNSサーバであり、そのシステムであるDNSなのよ。
なるほど、DNSは「ドメイン名」を対応する「IPアドレス」に変換して、見たいWebサイトやWebページのあるWebサーバへの道案内をしてくれるシステムやったんやな。
その通りよ。分かってくれたようでうれしいわ。
でも実際のDNSはもう少し複雑な事をやっているだけど、今回の説明でも基本的な仕組みは十分理解できると思うわ。
それとも、もっと専門的な話も聞きたい?
そ、それはまた今度お願いします。
今日はありがとうございました!