IT用語集【Webサーバ】とは

ん？Webサーバね。

Webサーバというのは、「インターネット上でWebサイトやWebページを提供してくれるコンピュータ」の事よ。詳しく理解するためには、それらのWebサイトやWebページが表示される仕組みから知っておいた方が良いわ。

WebサイトやWebページを見る仕組みは下記の通りよ。

1. クライアントがブラウザを開き、URLを入力します。
2. ブラウザは入力されたURLからドメイン名を取得し、そのドメイン名に対応したIPアドレスをDNSサーバに対して要求します。
3. DNSサーバはそのドメイン名に対応したIPアドレスをブラウザに返答します。
4. ブラウザはWebサーバにHTTPリクエストを送信します。
5. Webサーバは受け取ったHTTPレスポンス（HTML、CSS、JavaScriptなどのコンテンツ）を解析し、Webページを表示します。

ん？なぜ寝てるの？

確かに少し難しいわね。

じゃあ図で説明するわ。

まず説明する前に、色々とIT用語が出てくるから事前に調べておいてね。

• クライアント
• ブラウザ
• Webサイト
• Webページ
• URL
• ドメイン名
• DNS
• IPアドレス

これくらいは予備知識として知っておいた方が良いから、それぞれのページで確認してね。

分かるなら次に進んでいってね。

OKかしら？

じゃあWebページを見る仕組みについて詳しく説明していくわ。

まず利用者側、ユーザー側の事をクライアントと呼ぶの。

でそのクライアントが見たいWebページのURLをブラウザに入力するわ。

ここではこのブログの「https://hyonnakikkake.com/itglossary-dns/」というページのURLを入力してみましょう（①）。

そうなの、URLはWebサーバの住所みたいなものなんだけど、URLのドメイン名の「hyonnakikkake.com」はコンピュータには分からないのよ。コンピュータが分かるのはIPアドレスだけなの。

その通りよ。

だからブラウザは入力されたURLのドメイン名をDNSサーバに送り、そのドメイン名に対応したIPアドレスを要求するの（②）

その通りよ。さすが、勉強してきたわね。

そしてDNSサーバからIPアドレスを教えてもらいます（③）。

そうよ。そしてブラウザはIPアドレスでWebサーバへ連絡し、さらに「/itglossary-dns/」というページを表示するためのデータを要求するのね。これをHTTPリクエストというの（④）。

そうするとWebサーバはその要求されたリクエストのデータをブラウザに送り返します（⑤）。

これをHTTPレスポンスというの。

そうよ、この一連の流れでクライアントはWebページを見ることができるのよ。

そうね、ただWebサーバは単なるコンピュータというよりも、もっと大きな役割としての意味を持つわ。

つまり、Webサーバとは「インターネット上でWebサイトやWebページを格納し、クライアントからの要求に応じてそれらを提供する役割を担うコンピュータシステム」といったところね。

そう、それは良かったわ。

今日やったところはけっこう複雑なので何度も復習してね。