読み方/英語:くっきー/cookie
Webサイトを訪問した利用者の情報を一時的に保存する仕組み、もしくはそのデータの事
≪詳しく説明すると≫

クッキーって何?

はい、どうぞ。
紅茶でも入れましょうか。

なんやこれ、クッキーやないか。お菓子のクッキーとちがうんや。
なんか今インターネットでWebサイトを見ていたら「クッキーを有効にしてください」と出たんやけど、一体何のこと?

ああ、そっちのCookie(クッキー)ね。
じゃあクッキーを食べながらクッキーの説明をするわ、ポリポリ。

お願いします、ボリボリ。


む、むむ、むむむ・・・。

ちょっとティータイムね。
このクッキーおいしいわ♪

はい、ただいま。
確認してきた。

お帰りなさい。
では続きね。

ふむ。

それからまた後日そのWebサイトに入っても、そのWebサイトの買い物かごの商品は一定期間残ったままになっていたりするのね。

なんかそんなことがあったような気がする。
結構Amazonで買い物するからな。

それはクッキーにそのWebサイトの買い物かごの商品が登録されているので、そのWebサイトから離れても一定期間は情報が保持されるのよ。

そんなことが出来るんや。

他の例としては、そうね。
例えばWebサイトのログイン画面で、最初にメールアドレスやパスワードを入力すれば、次からのログインの時に自動でそのログイン情報が入力されていたりするの。

これはよくあるかも。
自分が入力しようとすると、最初から入力欄に書いてあったりする。

そう、クッキーの役割は便利なものなのよ。

でもパスワードが入力もしないで書いてあったら、ほかの人がそのWebサイトに簡単に入れたりするやんか。なんかコワいな。

そうね、便利な反面、デメリットもあるわ。
パソコンやスマホを共有していたりすると、パスワードが第三者にだだ洩れになったりする場合はあるわね。

せやろ。

あとクッキーの発行元であるWebサイト側からの情報漏洩や不正利用の可能性も無いとは言えないわ。

なるほど、じゃあ「クッキーを有効にして」って言われたら止めといたほうがええんか?

ん~~、クッキーを有効にしないと利用できないWebサイトもあったりするので一概には言えないのよね。
まあ一番良いのは、自分の信頼するWebサイトにだけクッキーの使用を許可する事ね。

わかった。

あとこの前勉強したキャッシュもクッキーとよく似ているわね。

そ、そやったっけ?

クッキーとキャッシュの違いは簡単に言うと、クッキーは利用者の個人情報を記録するのに対し、キャッシュは画像などのWebサイトのデータを記録するというのが大きな違いね。

なるほど、よくわかりました。
しかし、このクッキーうまいよな、ボリボリ。

これね、結構いいやつなのよ。
ポリポリ。